学科 グラフィックデザイン基礎⑥

-本日のアジェンダ-

1限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
色調補正について

2限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
色調補正について

3限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
色調補正について

4限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
合成写真を作ってみましょう

5限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
本日のまとめ

本日のテーマ

「色調補正」をして合成写真を作りましょう。

色調補正とは?

色調補正とは、画像データをイメージどおりに調整することです。 色調補正の目的は、色を調整したり、鮮やかさを調整したり、明るさを調整したりさまざまです。 Photoshop には、その目的によって選べるツールがあります。

本日のPhotoshopの基本操作(色調補正)

  • 明るさ・コントラスト
  • レベル補正
  • トーンカーブ
  • 色相・彩度
  • カラーバランス
  • 白黒
  • アンシャープマスク

おススメの色調補正の手順

1.明るさ・コントラスト
(素材写真の明るさを調整し、コントラストをくっきりさせる)
2.レベル補正やトーンカーブ
(素材写真の一番黒い箇所と白い箇所を設定する)
3.色相・彩度やカラーバランスや白黒
(素材写真の色味を変更する)
4.アンシャープマスクで仕上げ
※部分的に調整する場合は、レイヤーマスク(選択範囲)を併用。

アンシャープマスク

アンシャープマスク」は、画像内の個々のピクセルの周囲にある、異なる色情報を持ったピクセルを検索して、指定した量だけピクセルのコントラストを高めるフィルタです。 アンシャープマスクをかけるときは、「量」・「半径」・「しきい値」を設定します。 色の濃さの度合いを決め、数値が大きくなるほど、くっきりとした輪郭になります。

参考サイト

〜引き続きの基本操作〜

  • パッチツール
  • コピースタンプツール
  • スポット修復ブラシツール
  • 修復ブラシツール
  • コンテンツに応じた移動ツール
  • ぼかしツール
  • シャープツール
  • 指先ツール
  • 覆い焼きツール
  • 焼き込みツール

レタッチについて

  • スマートオブジェクト(レイヤーをラスタライズ)
  • カンバスサイズ
  • 画像解像度
  • 選択範囲
  • レイヤーパネル
  • クリッピングマスク
  • ブラシツール
  • 描画色と背景色
  • ファイルの移動とコピー
  • 切り抜きツール
  • 自由変形(ctrl + T)
  • Web用に保存(従来)

スマートオブジェクト(レイヤーをラスタライズ)

スマートオブジェクトとは、「縮小と拡大を繰り返しても、劣化をしない画像データ形式」のことです。Photoshopで画像を扱うときにスマートオブジェクト化していない場合、1度でも縮小すると画像が劣化してしまいます。画像の質を保ったまま縮小・拡大をしたいときは、スマートオブジェクトに変換する必要があります。

スマートオブジェクトの解除方法「ラスタライズ」

スマートオブジェクトは画像を劣化させずに保つ形式なので、多用するとデータが重くなりがちです。スマートオブジェクトを解除することを「ラスタライズ」といいます。スマートオブジェクトをラスタライズすると、元のビットマップ画像に戻ります。

参考サイト

カンバスサイズ

カンバスとは、Photoshopにおける作業領域のことです。Photohshopで編集した画像に余白を追加したり、余分なスペースを削除したりするにはカンバスサイズを変更します。

参考サイト

画像解像度

画像解像度とは、画像の「きめ細やかさ」をあらわす数値で、1インチ(25.4mm)あたりのピクセル(ドット)数を表し、数値が大きいほど、画素の密度が高くなり、高精細になります。一般的にはdpi(Dot per inch)と表されますが、Photoshopでは、ppi(Pixel per inch)という単位で表されます。この値が大きいほど、ピクセルの密度が高くきめ細かい高精細な画像を表現できます。

印刷用の場合の推奨は350dpi(ppi)以上ですが、Webのみで使用する場合は72dpiより上げる必要はありません。これは、PCのディスプレイ自体が72dpiや96dpiしか解像度がないためです。しっかりと画像の使い道にあった解像度にその都度調整する必要があります。

参考サイト

ファイルの作成方法

Illustrator・Photoshopともファイルの作成は「新規作成」「開く」「読み込む」で出来ています。
制作した元データ「 Illustrator ならai」「 Photoshopならpsd 」から、WEB用に「jpg」「gif」「png」「pdf」等のファイル形式にすることが出来ます。

写真加工のおすすめルール
(非破壊データで作業しましょう)

「ファイルから開く(加工したい写真を取り込む)」⇒
「レイヤーパネルで複製」⇒
「右クリックでスマートオブジェクトに変換」⇒
「背景のレイヤーを非表示」⇒
「保存」

写真加工のおすすめルール
(非破壊データで作業しましょう)

「ファイルから開く(加工したい写真を取り込む)」⇒
「レイヤーパネルで複製」⇒
「右クリックでスマートオブジェクトに変換」⇒
「背景のレイヤーを非表示」⇒
「保存」

選択範囲

選択範囲によって画像の一部分または複数の部分が分離されます。特定の領域を選択することで、選択していない領域を元のままに保ちながら、画像の選択部分を編集したりエフェクトやフィルターを適用したりすることができます。

  • 長方形選択ツール
  • 楕円形選択ツール
  • なげなわツール
  • 多角形選択ツール
  • マグネット選択ツール
  • 自動選択ツール
  • クイック選択ツール

参考サイト

オブジェクトの選択と移動と削除・コピー

オブジェクトを移動させるには、「マウスドラッグによる移動」、「移動コマンドによる数値指定での移動」、「変形パネルを使った移動」、「矢印キーを使った移動」があります。選択ツールで移動したいオブジェクトを選択し、そのままドラッグします。 削除は「Delete」キーで削除出来ます。

参考サイト

ワンポイントアドバイス

Adobeのソフトは直観的に移動出来るかも??
「出来るのかな???」って思ったことは試してみましょう。

レイヤーパネル

Photoshop のレイヤーは、積み重ねられた透明フィルムのようなものです。レイヤーの透明部分では、下のレイヤーが透けて見えます。レイヤーは、透明フィルムをスライドさせるように動かして、レイヤーのコンテンツを希望の位置に配置することができます。また、レイヤーの不透明度を変更して、コンテンツを部分的に透明にすることもできます。

参考サイト

レイヤーマスクについて

レイヤーマスクとは、通常のレイヤーや調整レイヤーの一部だけを表示したり、非表示にしたりすることができる機能だ。 レイヤーマスクを扱う最も大きなメリットは、元の画像を変更せずに部分的な補正や切り抜きが行えることである。 後に修正が必要になっても、レイヤーマスクを変更するだけでよいので非常に効率がよい。

参考サイト

描画色と背景色

描画色と背景色について に移動 – Photoshop では、ペイント、塗りつぶしおよび選択範囲の境界線の描画には描画色が使用され、消去された領域やグラデーションには … アルファチャンネルでは、初期設定の描画色はホワイトで、背景色はブラックです。

参考サイト

ブラシツールとは?

photoshopブラシは、サイズやエッジのやわらかさを自由に変更して画面内に色々な色や形でペイントすることができます。 エアブラシ効果や特殊効果をつけたストロークを描くことができます。 ブラシの設定をカスタマイズして、専用のライブラリに追加、呼び出して利用することもできます。

参考サイト

切り抜きツールとは?

【Photoshop基本操作】[切り抜きツール]とは、画像を切り抜くためのツールです。 ドラッグした範囲を四角形に切り抜き、回転や変形などを同時に行う機能を持っています。 切り抜き確定後でも、トリミング領域の移動や仕上げサイズの変更といった再編集が可能です。

参考サイト

自由変形(ctrl + T)とは?

自由変形の使い方 Photoshop自由変形を使うことで、全体の仕上がりを見ながら画像の大きさや角度などを編集することができます。

参考サイト

Web用に保存(従来)とは?

Web用に保存(従来)」は、圧縮率を調整するなどして保存後のデータ容量を調整できます。

参考サイト

本日の課題

写真を編集して「jpg」のデータをドロップボックスのご自身のファイルにUPしてください。
※ネット上の写真には権利がありますので、あくまでも課題用として取り扱ってください。

■無料写真素材のサイト

※利用時する前に権利を確認(規約を一読)しましょう。